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写メ日記
最新の写メ日記

最近読んだ本に
ビスマルクの名言が引用されてた。
(ピザの話ちゃうで。)
「国家は鉄なり」
かっこええよな。
漫画の中で焼きそばパン買ってこいやって言ってた
不良が急に“覇権”とか語り出したみたいな説得力。
つまりこれは
「その時代の最重要資源を制した国が
時代を制する」って意味らしい。
19世紀は「鉄」やった。
で、現代は「半導体」。
スマホも、車も、果ては電動ケトルやカーナビ
までチップ入り。
もはや「愛」にだって半導体が要るかもしれん時代。
ちなみに半導体が何かと言う説明は
義務教育の理科の成績で「1」をとり続けた
ボクには分かりません。
ほんならセラピストは?
ボクらは何を扱う商売なんやろう。
答えは
感情の緊張をほどく技術ちゃうかなと思う。
たとえば
・ふと触れた手から「大丈夫」って伝わる温度。
・会話の間に挟まる沈黙が気まずさじゃなくて“安心”に変わる瞬間。
・「言わなくていいこと」をちゃんと察してくれる距離感。
そういうのを丁寧に扱えるのが
ボクらセラピストの仕事やと思う。
癒しって
マッサージでも、優しい声でも
ふわふわのタオルでもない。
本当の癒しって
「この人の前では鎧を脱いでええんや」って
思わせる空気の技術なんやと思う。
国家が鉄を制し
世界がチップを制するなら、
ボクは安心して無防備になれる時間を制したい。
なんかかっこいいこと言った風やけど
お客様に「お風呂上がりのタオルの巻き方が父親みたいで安心した」って言われたボクが言うてます。
癒しの正体って案外そういうとこなのかもしれへんね。
みなさま良い休日を。
from...Eveki





三大おじさんがよく言うセリフ。
・歳を取って酒が弱くなった(知らんがな)
・肉の脂身が食べれなくなった(カッコつけんなや)
・ナニの勃ちが悪くなった(もとからそんな立ってへん)
で、さらに追加されがちなのが
・寝ても疲れが取れへん(寝てる時ちゃんと呼吸できてないからな)
・最近の音楽はわからん(そもそも今の流行、音楽じゃなく“音”やから)
・昔はモテた(その“昔”がだいたい曖昧)
・俺の時代はもっと厳しかった(じゃあなんで今こんなに甘えとんねん)
で、気づくんよ。
ボクも気がつけば
「若者の顔がみんな同じに見える」とか
言いかけてて、
危うく“あっち側”に足突っ込むとこやった。
いや、もう突っ込んでるか。
(とりあえず半分だけにしといて)
でもな、思うんよね。
おじさんって
“勘違い”をこじらせながらも
何かを守ろうとしてる人たちやと思う。
プライドだったり
昔の成功体験だったり
なぜか捨てられへん謎のポーチだったり。
そういう“どうでもいいもの”を、
妙に大事そうに抱えてる姿って、
なんか…ちょっと愛おしいやん。
ボクもきっと、あと15年もしたら
「昔は女風やっててな〜」なんて
誰にも求められてへん自分語りを
グラウンドで野球してる
少年相手に始めてると思う。
そのときの話が
“笑えて、ちょっと沁みる”ものに
なってたらええなって思う。
だから今日も
その未来の語りの種を
ひとつひとつ積み上げていきます。
みなさま良い朝を。
from… Eveki